キーワード設計スキルの記号
エージェント(AI)が戦略設計・キーワード設計に使うスキル(customer-state-transition / seed-kw / competitor-kw / kw-expand)には、P・O・D・S・T といった 1〜2 文字の記号が数多く登場します。これらは「分類ラベル」ではなく、**1 つの検索キーワードに付く座標(住所)**や、顧客が購買に至るまでの段階と遷移を表します。本ページはその記号の早見表です。
ヒント
エージェントに「シードKW」「キーワード設計」「KW展開」などを依頼すると、これらの記号が付いた成果物(座標付きキーワードリスト)が返ります。記号の意味を押さえておくと、成果物を読み解いたり、絞り込みの指示を出したりしやすくなります。なぜこの記号(座標)方式にすると ダブりなく・漏れなく(MECE) キーワードを発掘できるのかは、シードKWがMECEに発掘できる理由 を参照してください。
中核公式
P · DMU · O · D · X · S ⊕ A
格フレーム(P・DMU・O・D・X・S)に接続格 A を ⊕(連結)し、語尾セット × 修飾展開(M)で表層化します。生成された各キーワードは次の座標列を必ず持ちます(埋まらない格は −)。
KW|軸KW|帯ID|面|P|DMU|O|D|X|S|A|由来|語尾セット
格(軸)と値
各キーワードがどんな人(P)の、どんな状態(S)で、どんなきっかけ(O)から出た語かを、次の 6 軸+接続格で表します。
P — 主体格(6値)
P は Person(人=検索主体) に対応する頭文字。「検索している人は誰か」を表します。
| 記号 | 主体 | 特徴 |
|---|---|---|
P1 | 当事者本人 | 一人称の症状・願望。消費者/事業者の別を持つ。 |
P2 | 近親代理(無償) | 対象者+様子/心配/どうすれば。v4.8——対象非発話型(ペット・乳児・認知症の要介護者)でも語形はそのまま機能。発話能力はスペクトラムで、自立シニアは P1-本人帯(子供に迷惑かけたくない)が併存し能力低下とともに P2 へ漸移。 |
P3 | 職務代理(有償・組織) | 業務名+比較/導入/稟議。 |
P4 | 供給側 | サービス名+登録/報酬/稼ぐ/加盟。 |
P5a | 制度上・取引上の相手方 | された/言われた/請求された。受贈側は P5a-受(もらった/くれた。v4.3——贈答商材の相手方は敵対でなく受贈)。 |
P5b | 供給者への被害者・不満者 | 返金/解約/違約金/騙された。 |
- 内部差異:
P1-消(消費者)/P1-事(個人事業主・農家。確定申告/勘定科目/減価償却…)。 P5b語がS4に前倒しで出たら「事後の不満」でなく 事前の忌避=最重要の獲得帯。- P は 1 帯(1 パイプライン)につき 1 つ(v4.8——X の v4.6 規定と同型。代理購買・ケア商材では「対象の様子=
P2帯(犬 元気ない/親 足腰)」と「決裁者自身の欲求・負担=P1帯(罪悪感/介護 限界)」に割れる。本人契約・本人利用の商材では割れない)。
DMU — 決定役割(5値)
DMU は Decision Making Unit(意思決定単位) の略。組織購買行動論(バイイングセンター論)に由来するマーケティングの標準用語で、「1 つの購買の意思決定に関わる人たち=役割の集合」を指します。5 値は英語圏の古典的な役割分解(User=利用者/Decider=決裁者/Gatekeeper=ゲートキーパー/Influencer=影響者 など)を本フレーム用に再構成したものです。
SW3=ON で起動。買い手の中で誰が動くか。5 つ揃えず、立つ役割だけを立てます。U-◯ の U は DMU の U(Unit=意思決定単位の構成メンバー)を指す接頭辞です。
| 記号 | 役割 | 英語圏の対応語 | 語尾例 |
|---|---|---|---|
U-使 | 利用者(実際に使う) | User | どんな感じ/しんどい/続くか |
U-選 | 選定者(比較する) | Chooser / Buyer | 比較/違い/一覧/おすすめ |
U-決 | 決裁者(金を出す) | Decider | 総額/実績/根拠/費用対効果 |
U-門 | ゲートキーパー(通す/止める)※v4.8——買い手側限定(式場・リース会社・親・両家)。供給側の審査(塾の入室テスト・審査制アプリの入会審査)は U-門でなく O3b+D1 関門帯で扱う | Gatekeeper | 要件/規約/リスク/安全性 |
U-影 | 影響者(口を出すが当事者でない) | Influencer | 反対された/説得/意見が合わない |
O — 発火因(6値+派生)
O は Occasion(機会・きっかけ) に対応する頭文字。「需要が点火したきっかけ」を表します。
| 記号 | 発火因 |
|---|---|
O1 | 内発(症状・不調・願望の顕在化) |
O2 | 外部事象(故障・事故・被害・紛失・突発/市場・環境の変動。v4.2で 緊急型(今すぐ/夜間/近く)と 市場型(暴落/円安/値上げ×どうする/対策)の2型に分かれ、座標は同じ O2 のまま語尾セットだけが別になる) |
O3a | 外部ルール(発火)=期限帯(例:車検の期限・確定申告・補助金や支援金の申請締切) |
O3b | 外部ルール(排除)=S4× と対応(例:保険適用・受給要件で対象外になり自費・代替市場へ流れる) |
O4 | 移行イベント(引越し・転職・結婚など。v4.4——本人だけでなく他者の移行〔開店祝い・卒業・受け手の誕生〕が贈り主の発火因になる贈答型を含む。v4.5——助走期間〔意識開始→確定→当日〕がある O4 では逆算タイムライン帯〔準備 いつから/1年前 やること/妊娠◯週〕を確定前/確定後の 2 相で立てる) |
O5a | 暦・年次周期(例:年度替わり・季節イベント・年末年始・花粉の季節) |
O5b | 商材固有周期(例:施術の間隔・車検2年・オイル交換半年・投与サイクル) |
O6 | 情報接触(見聞き・広告・SNSで知る) |
D — 需要の方向(6値)
D は Direction(方向) に対応する頭文字。対象の保有状態がどちらへ遷移する需要か(無→有/有→良/有→有/未知→既知/悪→正/有→無)を表します。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
D1 | 獲得・開始(SW7=ONで「枠の競争」に変質) |
D2 | 向上・改善 |
D3 | 維持・運用 |
D4 | 確認・予防(D4-自=自分で確認/D4-外=外注=前段商材帯) |
D5 | 回復・解決 |
D6 | 処分・終了(達成型/失望型に分裂・M2 担当) |
X — 対象格(8値)
X は数学の**変数 x(対象を入れる箱)**と同じ使い方の記号。「何に対する需要か」を表し、1 帯(1 パイプライン)につき 1 つに絞ります(v4.6——商材単位ではありません。用途ラインや縦パイプライン〔商材が上位欲求の手段として買われる場合の欲求別パイプライン。例:シャンプー直達=X1/モテたい=X3〕ごとに X は別でよい)。
| 記号 | 対象 |
|---|---|
X1 | 身体・外見 |
X2 | 心・能力 |
X3 | 関係・他者 |
X4 | モノ・資産 |
X5 | カネ・権利 |
X6 | 情報・データ |
X7 | 組織・業務 |
X8 | 時間・場所 |
S — 状態
S は State(状態)/Stage(段階) に対応する頭文字。顧客の認知の段階(S0→S5)を表し、どこで詰まるかがボトルネック T を決めます。
| 記号 | 状態 | 語尾例 |
|---|---|---|
S1 | 未自覚 | — |
S2 | 悩み自覚(問題名がある) | 原因/なぜ/治し方/対策 |
S3 | 手段認知 | とは/やり方/仕組み/効果 |
S4 | 比較検討 | おすすめ/比較/料金/デメリット/口コミ |
S4× | 排除層(要件で弾かれる) | 対象外/条件 厳しい/断られた/代わり |
S5 | 利用・購入 | 解約/退会/使い方/ログイン |
S5′ | 反復消費 | 意味/一覧/あるある/次は/相性/コツ |
遷移の速さ(速度プロファイル)とボトルネック T1〜T5・L は、個別ページ 戦略分析の記号(S・遷移・T) を参照してください。
A — 接続格(5値)
A は Adjacent(隣接・接続) に対応する頭文字。商材そのものの語ではなく、「その需要に必ず隣接して発生する別の需要」からキーワードを立てるための軸で、格フレーム(P·DMU·O·D·X·S)に ⊕ で連結します。ボトルネックが T1(ニーズ未発生)の商材では、隣接行動帯(A2/A3)が主戦場になります。連結を作る媒体は「ルール/時間/場面/対象物/人格」の 5 つしかない——というのが 5 値の MECE 根拠です。
| 記号 | 連結の媒体 | 例 | 所属 |
|---|---|---|---|
A1 | 外部ルール連結(3層=公/準/民) | 公=法令・公的制度(就学支援金)/準=業界団体・認定機関の規格(鑑定規格・入会要件)/民=プラットフォームの要件(出品資格・認証バッジ) | M1 |
A2 | 時間連結(直前・直後に必ず発生) | 「引越し 前 やること」「車検のついでに」——別の行動の直前・直後に自動的に発生する需要 | コア |
A3 | 場面連結(同時に必要になる) | 事業の終了では什器・在庫・賃貸借契約・従業員の処遇が同時に動く(P1-事業者では必須帯) | コア |
A4 | 対象連結(同じ対象への別処置) | 宝石→リフォーム/リカット/石だけ外す、車→売る前の洗車・板金。X4(モノ・資産)のとき語彙量が最大 | M2 |
A5 | 人格連結(別の役割に回る=拡散・発信) | A5-客=顧客が自分の結果を発信(IQテストの結果シェア)/A5-給=供給側の個人が発信して集客(美容師・講師・施術者の指名) | M4/コア |
A5 の補足:
- A5 は 3 問で判定します——問A「顧客は結果を誰に見せたいか/誰から隠したいか」(→
A5-客。v4.4 精緻化)/問B「供給側の個人が集客単位になっているか」(→A5-給)/問C「外部ルールが紹介・発信への誘因を禁じていないか」(禁じていれば不成立)。つまり機微性(SW4=ON では A5-客は原則不成立。A5-給は無関係)・指名文化の不在・ルールの禁止の 3 方向から不成立になり得ます。ただし v4.4 で例外が明文化されました——秘匿の対象集団と誇示の対象集団が別(界隈外に隠し界隈内で見せる。夜職・推し活)なら、SW4=ON でも A5-客は成立し、M4 帯(界隈外秘匿)と A5 帯(界隈内誇示)を併走させます。 A5-客にはさらに段階判定があり、**段階 3=「見せることが買う理由の中心(シェア動機=購買動機)」**の商材(絶景ツアー・映え商材)では、撮影可否・映えが価格と同列の比較項目になり、撮り方/映え/スポットが語尾セットに昇格します。A1が完全に空になるのは、外部の誰も要件を定めていない商材だけ(33 走行で美容室・飲食店のみ)。そのときは A3(同時消費)と A5(拡散・個人発信)が代替導線になります。
欲求タクソノミ Y1〜Y10(v4.7)
Y は Yokkyū(欲求) の頭文字。商材が「上位欲求の手段」として買われる場合(縦パイプライン)、欲求の列挙を判定者の語感でなく 10 値の全走査(○/△/×・× には根拠 1 行——P×D マトリクスと同じ規律)で行うための有限値リストです。マレーの欲求リスト・荻野/斉藤の 59 欲求・マズロー・ERG・LF8 等を KW 生成用に再構成したもので、診断スキル(customer-state-transition)の動機軸候補の供給源も兼ねます(代理購買の動機軸 4 種は Y の射影:罪悪感=Y10/義務感=Y7/世間体=Y5/安心=Y10·Y6)。
| 記号 | 根源欲求 | 中身 |
|---|---|---|
Y1 | 生存・健康 | 生きたい・長生き・痛み/病気/危険回避 |
Y2 | 快・安楽 | 快楽系(癒し・ご褒美)/省力系(楽・時短)の 2 系統・語形別 |
Y3 | 性・魅力 | 交わりたい・魅力的でありたい・モテたい |
Y4 | 獲得・保持 | 金・モノを得たい/失いたくない・得したい/損したくない |
Y5 | 優越・承認 | 認められたい・優れていたい・世間体 ※本音は検索窓で婉曲化する(マウント→「御三家」等のランク語) |
Y6 | 所属・愛情 | つながり・愛されたい・同調 |
Y7 | 保護・養育 | 愛する人を守りたい・子/家族/ペットのために ※縦でなく横(P2・ギフト)ラインとして現れるのが常態 |
Y8 | 成長・達成・知 | できるようになりたい・知りたい・自己実現 |
Y9 | 自律・統制・秩序 | 自分で決めたい・縛られたくない・整えたい |
Y10 | 保身・回避 | 恥・批判・迷惑・失敗/後悔を避けたい |
運用の要点:全走査 → 手段実在性チェック → 出力 3 分岐(採用=縦パイプライン/降格=直達・横が語彙を全量吸収するなら縦を立てない/ブレーキ=購買の抵抗なら T4 凍結理由へ)。採用した縦パイプラインには符号(−解消/+獲得——語形が別なら帯を分割)とベクトル(一見他者向きの欲求は本音の自分向き Y5/Y10 を疑う→建前/本音の二重帯)を付けます。代理購買では決裁者の Y を走査します(利用者の Y は負荷帯・凍結理由・罪悪感への反射として現れる)。
スイッチ SW1〜SW7 と モジュール M1〜M7
商材ごとに ON/OFF を判定する起動条件がスイッチ(SW=Switch)、ON のときだけ起動する生成モジュールが**モジュール(M=Module)**で、両者は 1 対 1 で対応します(SW1↔M1 … SW7↔M7)。どのスイッチが ON か=どのモジュールが立ち上がるかで、生成される帯(キーワードの集合)が丸ごと変わります。それぞれ個別ページで詳説しています。
- スイッチ SW1〜SW7(7本で凍結) — 7 つの判定の問い・ON で確定させる追加判定・判定の割れ方・スイッチ間の独立性
- モジュール M1〜M7 — 各モジュールが生成する帯・型・語尾例・モジュール間の相互作用
オペレータ(#1〜#17)
立てた格・帯から実際の語を膨らませる 17 種の操作。由来 列に #10供給者移動 のように現れます。常時必須は #1(足し算)・#3(カレンダー)・#4(属性)・#9(地理)・#10(提供形態)+時間軸 1 つ(SW5=ON なら #15 サイクル、OFF なら #2 時系列を必須格上げ)。v4.5 で #2 の走査対象が 3 種(購入前後の取引プロセス/症状進行/ライフイベント進行=意識→確定→準備段階→直前)に明文化され、SW5=ON でも妊娠週数のような反復しない一方向の進行が実在する商材では #15 と #2 の両方を必須にします。
その他の記号
| 記号 | 読み/意味 |
|---|---|
⊕ | 格フレームに接続格 A を連結する演算子。 |
· | 格の並置(P·DMU·O… のドット)。 |
◆ | 生声(ボイス)マーカー。検索窓に出ない声=知恵袋・レビュー・SNS へ回す帯。 |
↩ | 再帰適用型(P3→買い手へフレームを入れ子適用)。 |
− | その格が埋まらない(判定結果としての空。空欄ではない)。 |
○ △ × | P×Dマトリクスのセル評価。× には「市場が存在しない根拠」を 1 行付ける。 |
| 帯 / 帯ID | 座標が 1 つに定まる語の集合=生成の基本単位。 |
| 縦パイプライン | 商材が上位欲求の手段として買われる場合に、欲求ごとに立てる帯の行(v4.6。例:シャンプー→モテたい/清潔感。直達層と併存し、パイプラインごとにボトルネック T を別判定)。 |
| 蝶番帯 | 商材語×欲求語の複合帯(「シャンプー 男ウケ」「TOEIC 何点 転職」)。縦パイプラインと直達層の接続部で、純粋な上位欲求語より CV に近い(v4.6)。 |
| 正当化帯 | 顧客が「対象(または関係者)を犠牲にする」と感じる決断を含む商材(老人ホーム・ペットホテル・保育園などのケア・代理商材)で立てる S4 の独立帯(v4.9)。「決断を許してくれる情報」の検索(かわいそう?/あり?/みんなどうしてる/してよかった)=規範質問・自分向きの語形で、成果検証帯(大丈夫?/実績=事実質問・対象向き)とは別物。Y10保身×Y7保護の合流帯。 |
| 面 / 「共」 | 多面市場(第0層)でキーワード・帯が属する面(例:出品者面/購入者面)。同質両面=両面の主体が同一人物集合の商材(フリマ・マッチング。v4.9)では、どちらの面にも帰属できない共通語(アカウント・手数料などの基盤資産語彙/おすすめ・始め方などの役割不定語彙)を面=「共」に置く。帰属は「語尾で主体が一意>負担・受益の主体が一意>共へ」の順で裁く。 |
検索意図(kw-expand)— IN / CO / TR / NV
kw-expand(KW展開)の意図列で使う統制語彙。座標系とは独立のレンズです。
| 記号 | 分類 | 内容 |
|---|---|---|
IN | Informational | 情報収集型(即答 / 探索 / 不足・不安・不満) |
CO | Commercial | 購入調査(評価・レビュー探索) |
TR | Transactional | 取引直前(申込/手配/予約) |
NV | Navigational | 窓口・到達(公式/ログイン/問い合わせ) |
重要
Transactional を T でなく TR と書くのは、ボトルネックの T1〜T5 との衝突を避けるためです。
意図は メイン1つ+サブ最大3つで記録します(CSV は intent / intent_sub1〜3、Markdown 表は「検索意図」+「検索意図(サブ)」列に / 区切り)。1つのKWが複数の意図を同時に帯びることがあるためで、たとえば「脱毛器 おすすめ 安い」は メイン CO3a(おすすめ探索)+ サブ CO4b(価格ベネフィット)・TR2a(購入直前)になります。
ヒント
メインは必ず1つに絞ります(集計と「勝てるKW優先度」スコアの主キーがメインのため)。サブは無ければ空欄で、従来の単一意図表記のままでも通ります。座標(格)が割れる場合はサブではなく別行に立てます(B4 同語異格)。
競合KWの記号(competitor-kw)— RC1〜RC6・層・突合5値
competitor-kw(競合KW発掘)は、競合分析レポート(competitor-analysis.md)を起点に競合起点のシードKW(指名・比較・乗換・競合不満・商標)を発掘する工程です。座標系(P·DMU·O·D·X·S⊕A)は seed-kw の値をそのまま使い(自社視点で付与)、次の専用記号が加わります。
RC — 対競合関係状態(6値・凍結)
RC は Relation to Competitor の頭文字。「その競合と顧客の関係がどの段階か」を表す、seed-kw の S 軸(自社商材への状態)の競合相対版です。
| RC | 状態 | 語彙の署名(例) | 自社視点の写像 |
|---|---|---|---|
RC1 | 評価(競合を調べている) | 名+評判/口コミ/デメリット/怪しい | S4・T5 |
RC2 | 取引検討(買う直前) | 名+料金/キャンペーン/申込/予約 | S4・T5 |
RC3 | 比較(並べて選んでいる) | A vs B/どっち/比較/おすすめ | S4・T5 |
RC4 | 利用中(競合の現顧客) | 名+使い方/ログイン | 既定 OFF(獲得価値が低い。ON には根拠) |
RC5 | 不満・離脱(競合の P5b) | 名+解約/返金/しつこい/効果ない | S4・最重要獲得帯 |
RC6 | 離脱後・乗換(代替を探す) | 名+代わり/類似/乗り換え/やめた | S4 |
重要
R でなく RC と書くのは、kw-expand のラッコAPIオペレータ R1〜R8 との衝突を避けるためです(TR と同じ発想)。中核は鏡像原理——seed-kw では慎重に扱う P5b(自社への不満者)が、競合起点では RC5(競合への不満者)=自社の最大の獲得帯に反転します。
層 — 競合の3層と T の写像
競合は competitor-analysis の 3 層タクソノミーで分類され、層ごとに立つ帯とボトルネック T が決まります。
| 層 | 意味 | 主帯 | 対応 T |
|---|---|---|---|
| 直接 | 同カテゴリ・同解法 | RC1〜RC6 の指名系フル | T5 |
| 2a / 2b / 2c | 間接競合(代替カテゴリ/提供形態違い/部分代替) | 手段カテゴリ×限界・挫折語(「独学 挫折」)+乗換帯。指名帯は著名な場合のみ | T3 |
| 無消費 | 何もしない・自前 | 崩し帯(「放置 悪化」「自分で 失敗」)のみ。指名なし | T1/T2 |
その他の記号(competitor-kw)
| 記号 | 意味 |
|---|---|
C-ID(C01…) | 競合台帳の ID。無消費帯は C-NC。 |
| 出所 | その語がどのエンジンから来たか:演繹(台帳×RC格子の生成)/実測(ラッコ獲得KW調査)/両方(両エンジンで一致=実在の最強の裏取り)。 |
| 突合5値 | 競合の実獲得KWを自社 seed-kw.md と突き合わせた判定(排他・残余ゼロ):一致(自社シードにある=裏取り)/表層違い(同座標・言い方違い)/座標内欠落(既存帯に追加すべき語)/帯欠落(帯ごと無い=seed-kw への差し戻し所見)/対象外(競合固有・自社ジョブ外。根拠付き隔離)。 |
CB1〜CB4 | ラッコAPIの競合調査オペレータ:CB1 獲得KW調査(influx-keywords)/CB2 競合サイト抽出(competitive)/CB3 同時ランクインKW/CB4 獲得ページ調査。 |
競合起点のシードは Navigational / Commercial に寄るのが正常です(一般語設計の seed-kw と逆)。出稿可否・商標ポリシーの判断は別工程で、脅威度・正面衝突はメタデータとして転記されるだけです。