スイッチ SW1〜SW7(7本で凍結)
SW は Switch(スイッチ)の略。商材ごとに ON/OFF を判定する起動条件で、ON になると対応する生成モジュール(M1〜M7)が起動します=立ち上がる生成チームの編成が変わります。7 本で凍結されており、以後の変更は反証が出たときの修正のみ。OFF 判定にも必ず根拠を書く(OFF は「見ていない」ではなく「見た上で OFF」)のがルールです。また、スイッチは資産ごと・提供物ラインごと・時間ごとに判定が割れることがあり(例:端末は機微でないがデータは機微)、割れたときは割れたまま持ち、帯もライン別に生成します。
| 記号 | 名称 | ONで判定すること | 起動M |
|---|---|---|---|
SW1 | 外部ルール | 公/準/民の要件が需要を作る。優遇型/規制型。 | M1 |
SW2 | 耐久資産 | 資産への「関与」。処分側/維持側/証明側。資産リスト列挙。 | M2 |
SW3 | 主体分離 | 使う人と決める人が別。役割(U-使/選/決/門/影)を立てる。 | M3 |
SW4 | 機微性 | 結果を隠したいか(ON/中/OFF)。資産・時間・ライン・集団別に割れる(v4.4)。 | M4 |
SW5 | 反復接触 | 周期的に繰り返すか。ONで時間軸が #15 サイクルに。 | M5 |
SW6 | 商圏制約 | 顧客が移動を強制されるか(半径/沿線/車で何分)。 | M6 |
SW7 | 供給有限性 | 枠が有限か。ONで D1 が「枠の競争」に変質。 | M7 |
ヒント
ON になったスイッチが起動する生成モジュールの詳細は モジュール M1〜M7 を参照してください。
SW1 — 外部ルール
問い:「この領域の要件を、外部の誰かが定めているか。」公(法令・公的制度)/準(業界団体・学会・認定機関)/民(プラットフォーム・企業)の 3 層いずれかの要件が需要を作っていれば ON。ルールには 2 型あり、優遇型(やると得する。締切が内蔵される)と規制型(知らないと不利益。不安ベースで発火)で帯の性質が変わります。ON なら A1 の 3 層・型に加えて O3b の 3 問(落ちた人は別の市場に行けるか=流す型/別経路でできるか=経路変更型/時間・金・承認で通れるか=条件通過型)まで判定してから M1 を起動します。SW6 とは独立です(「規制が薄い領域は来店型」という相関はない)。
さらに v4.3 で 拘束型/規範型 の型分岐が加わりました。拘束型=法・制度・プラットフォーム(罰則・排除がある。上記の M1 標準がそのまま当たる)、規範型=マナー・慣習・世間(社会的コストは「失礼」のみ。贈答・冠婚葬祭が典型)。規範型では排除が存在しないため O3b の 3 問はスキップし、A1 は規範連結(のし・作法・タブー)、改定の 2 帯の代わりに地域差帯(満中陰志=関西/当日返し=北海道——法は全国一律だが慣習は地域で割れる)が立ちます。1 商材に両型が同居することもあります(供花=施設規則の拘束型+宗派マナーの規範型)。
SW2 — 耐久資産
問い:「この商材は、耐久資産に「関与」するか。」①商材が生成する資産(鑑定書・解析データ・証明書・アカウント)と、②商材が対象とする既存資産(車・宝石・不動産・保有株)の両方を見ます——①だけを問うと車の一括査定が OFF と誤判定され、A4(売る前の処置)と D6(売却=主目的)を丸ごと落とします。耐久性の判定は「繰り返し処置できる/二次利用・再解析できる/他者へ移転できる」のいずれか 1 つを満たすこと。ON なら資産をすべて列挙し(資産の数だけ A4・D6 のセットが立つ。宝石鑑定なら宝石/鑑定書の 2 組)、そのリストが #1 足し算展開の走査粒度になります(「軸KW」列は資産リストではなく KW 表層の主題語から付けます)。ただし 生体(ペット・人)は資産列挙に含めません(v4.8・安全規定——載せると「処分・売却」系の生成事故につながる。関与資産はデバイス・データ・書類等の非生体に限る)。
SW3 — 主体分離
問い:「利用者・決裁者・契約主体は同一人物か。」別なら ON で、DMU(U-使/選/決/門/影)の配役と U 判定(U1=検索者がそのまま購入まで進む/U2=検索者と購入者が別=CV を直接目標にせずアシスト評価/U3=その主体には届かない)まで行って M3 を起動します。「1 つの契約を、子が使い親が払う」のような同一取引内の役割分離であり、面(第 0 層=独立した 2 つの集客が要る多面市場)とは別物です。P1 が事業者のときはリース・補助金・共同所有が絡み U-門 が立ちやすく、ほぼ ON になります。
SW4 — 機微性
問い:「利用や結果を、本人は隠したいか」(ON/中/OFF の 3 段階)。ON で M4(「家族に知られず/匿名/バレない」帯)が起動します。判定は資産ごと(スマホ修理:端末は非機微・データは機微)・時間ごと(治療中は隠したいが定着後は見せたい)・集団ごと(v4.4:界隈外=家族・職場からは隠すが界隈内=店内・趣味アカでは誇示する——夜職・推し活で実測)に割れることがあり、割れたら帯もライン別に生成します。ON のときは A5-客(顧客の拡散)が原則不成立になり、生声のソースは SNS 公開投稿から匿名相談板・低評価口コミへ重心が移り、SW6 併発時は商圏に機微補正(隣駅・職場圏へ振る)がかかります。ただし集団割れの場合は例外で、SW4=ON でも A5-客が成立し、M4 帯(界隈外秘匿)と A5 帯(界隈内誇示)が併走します。
SW5 — 反復接触
問い:「購入後も繰り返し接点が発生するか。」ON で M5(O5b サイクル帯/S5′ 反復消費帯)が起動し、必須の時間軸オペレータが #2 時系列から #15 サイクル展開に切り替わります(OFF なら #2 が必須に格上げ)。周期は施術間隔・決済・締切・受験カレンダーのようにサービス側に付くことも、M2 併発時のように資産側に付くこと(車検 2 年・点検 1 年・オイル半年)もあります。
SW6 — 商圏制約
問い:「顧客は移動を強制されるか(遠隔の代替手段がないか)。」郵送・オンラインの選択肢があるなら OFF——「地名+業種」の検索需要が存在しても、それは商圏が市場を分割しているのではなく提供形態の選好であり、#9(地理)と #10(提供形態)で足ります。ON の条件は移動が必須であること(施術・来店・現地作業)。ON なら格の判定より前に商圏(半径・沿線・車で何分)を確定して M6 を起動します。提供物ラインごとに割れることがあり(AGA:薬=オンライン=OFF/施術=来店=ON)、OFF 側ラインが ON 側の T4 凍結の解除装置になることもあります。SW1・SW7 とは独立(SW6×SW7 の 4 象限はすべて実測済み)。v4.8 で重心補正が明文化されました——商圏の重心は自宅最寄りと限らず、SW4=強の機微補正(知人密度の低い点へ)に加え、関係者重心補正(集まる/ケアの対象がいる商材では重心が関係者側へ動く:式場=両家・ゲストの重心/老人ホーム=親の地元か子の家の近く〔呼び寄せ〕かの 2 極)があり、「誰の生活圏を中心に探すか」を先に確定します。
SW7 — 供給有限性
問い:「供給に物理的な上限(枠・席・時間・人手)があるか。」ON で M7 が起動し、D1 が「獲得・開始」から「枠の競争」に変質します(当日/空き/取れない/キャンセル待ち…)。自社が OFF でも競合(旧手段)側の SW7 を必ず見るのがポイントで、競合の枠不足語(「予約 何週間待ち」)はそのまま自社の獲得帯になります(#14 旧手段置換と接続)。枠の座標は SW6=ON なら「場所の枠」、SW6=OFF なら「人×時間帯の枠」です。